オリンピックなどでカーリングを見ていると、聞きなれない掛け声が飛び交っていますよね。
もちろん意味がありますが、カーリングを体験したことがなければ分かりませんよね?
- カーリングの掛け声の意味
- なぜ掛け声をかけるのか
- カーリングの掛け声は何語なのか
カーリングの掛け声の意味を知れば試合観戦も、もっと楽しくなります♪
カーリングの掛け声の意味は?「ヤー」「ウォー」指示がうるさい?と題して、紹介していきます。
カーリングの掛け声の意味は?
カーリングの掛け声はハウスにいるスキップがスイーパーに向けて指示を出すときに使われています。
イエス 、ヤー、ヤップ
「スウィーピングをして」という意味です。
スウィーピングとは、滑っているストーンの前をブラシでこすることです。
ストーンと氷の摩擦が小さくなるので、スピードが落ちることなく進みます。
ウォー、ノー、オフ、アップ
「スウィーピングをやめて」という意味です。
投げる勢いが強すぎた時に使われます。
よく使われる掛け声ですね。
スウィーピングを止めるとストーンにかかる摩擦力が強くなるので、勢いが弱まります。
ハード
「もっと強くスウィーピングして」という意味です。
力強くスウィーピングすることでより氷を溶かします。
ストーンにかかる摩擦力を軽減することがでるので、スピードを落としたくない時に使われます。
ハリー
「もっと速くスウィーピングして」という意味です。
素早くスウィーピングをすることで、氷がより細かな微粒子になり、摩擦が小さくなります。
クリーン
「スウィーピングでストーンの前のゴミを取り除いて」という指示です。
氷上には小さなゴミが落ちていることがあります。
ゴミがあるとストーンの向きが変わってしまったり、減速してしまったりするので、それを防ぐ時に出される指示です。
カーリングの掛け声は何語?
カーリングの掛け声は主に英語からきていると言われています。
イギリスのスコットランドがカーリング発祥の地とされているためですね。
2018年の平昌オリンピックでは、ロコ・ソラーレの『そだねー』という言葉が話題となりました。
もちろん、これは掛け声ではなく標準語の『そうだね』に相当する北海道で使われている方言です。
『そだねー』は、典型的な北海道方言のイントネーションですね。
カーリングとはどんな競技?
カーリングのルールは、ハウスと呼ばれる円の中にストーンを8投ずつ投げます。
そのストーンが一番ハウスに近いチームに得点が入るというシンプルな競技です。
カーリングのチームは基本4人で構成されています。
それぞれスイーパーやスキップなどの役割があります。
- スイーパー:ブラシで氷上を掃いてストーンの速度や方向を調整する「スイープ」を行う。
- スキップ:戦略を立てて指示や声掛けを行う、チームのキャプテン。
カーリングではどうして掛け声をかけるの?
カーリングはハウスにより近くストーンをおかなければなりません。
また、相手チームのストーンがハウスにあれば外に弾き飛ばすこともできるので、高度な戦略が必要な競技です。
ストーンを戦略通りに動かしてハウスに置くために、掛け声をかけて指示を出しているんですね。
カーリングの掛け声「ヤー」「ウォー」指示がうるさい?
現在は、選手にピンマイクが装着されるようになったので、テレビ中継でもカーリングの掛け声をよく聞こえるようになりました。
そのためか、カーリングの試合中継で聞こえる指示がちょっとうるさいと感じる人も少数いるようです。
カーリングの試合実況がうるさいと感じる人も…。
ただ、カーリングの掛け声は試合をする上で欠かせないことです。
掛け声の言い方も国によって特徴があるので、掛け声も面白いポイントですね!
まとめ
試合中、何気に聞こえていたカーリングの掛け声には大切な意味がありましたね!
掛け声の種類を覚えておくと、よりカーリングを楽しく観戦できると思いますので、しっかり覚えて観戦を楽しみましょうね。
カーリングの掛け声の意味は?「ヤー」「ウォー」指示がうるさい?をお読みいただきありがとうございました。