三重といえば伊勢神宮があり、地元の人達からはお伊勢さんの愛称で親しまれていますね。
伊勢神宮は外宮、内宮と別れていて、内宮までの石畳が敷かれた道沿いにはおはらい町があり食べ物屋さんやお土産屋さんなど様々なお店が並んでいます。
街並みも江戸から明治期の建物を再現されていて昔懐かしい風景も感じられます。
そんな中でも伊勢に来たら一度は食べていただきたいのが、ふくすけの伊勢うどんです。
今回は、伊勢の『ふくすけ』について口コミと、場所や営業時間について紹介していきたいと思います。
ふくすけの伊勢うどんは口コミでもおいしいと評判!
おかげ横丁でも伊勢うどん屋さんは複数あるのですが、私はふくすけの月見伊勢うどんが大好きです♪
伊勢うどんというのは、普通の讃岐うどんみたいにツルツルでコシがある麺ではないです。
普通のうどんのゆで時間はだいたい10分程度ですが、伊勢うどんは1時間以上ゆでるので、とても柔らかくコシはほとんどありません。
すごく柔らかくてふわふわでモチモチしているのですが、お箸ではちゃんと持てるので不思議ですよね。
ゆで時間が長いため、麺の太さも極太麺で温かい醤油だれに絡めて食べます!
この醤油だれは量が少なく真っ黒なので一見辛そうに見えるのですが、ふくすけのたれは甘辛く鰹と昆布のダシがよくきいています。
生卵と混ぜて一緒に食べると、甘辛だれがまろやかになり美味しいですよ♪
そして、一味唐辛子をかけて食べるとピリッとした辛みもあるのですが、また違った味わいにもなります。
うどんの麺がとても柔らかいので子供も食べやすいですね。
子供が食べる場合はタレが少量付いていれば良いと思うので、全部混ぜてしまう前に取り分けると良いですね。
ふくすけの場所や閉店時間は何時?
おはらい町を歩いていると、途中の赤福本店の前辺りで「これよりおかげ横丁」と書かれた看板が出てきます。
こちらの看板からおかげ横丁に入って直ぐ左手にふくすけはあります。
江戸時代のお茶屋さんのような建物の造りで中に入るとお座敷があります。
お店の外にも縁台がずらっと設置されていますよ。
そこで腰かけて食べることもできるので昔懐かしい雰囲気を感じながら食べるのもまたいいですよね♪
座れる所は100席ぐらいあるのですが混雑している時は満席になることもあります。
ちょうどお店の隣には太鼓櫓があって、主に土日祝日は神恩太鼓の演奏をしています。
今あることを神様に感謝するという精神を太鼓の音で表現しているのですが、和太鼓の迫力ある演奏も見どころですね。
あと、冬は気を付けてほしいポイントが一つあります!
お店のドアがなくて開けっ放しなの造りなので店内にいても寒い風が吹いてきます。
冬にお店に食べに行く場合は少し注意が必要です。
お店の営業は年中無休で、営業時間は10時~17時30分まで。
ラストオーダーが17時です。
近辺のお店もそうなのですが営業時間が意外と短く、夜は営業していないので気を付けて下さいね!
まとめ
今回は、伊勢の口コミで評判のうどん屋さん『ふくすけ』についてご紹介させていただきました。
普通のうどんとはまた少し違うインパクトのある見た目にも注目ですね!
伊勢うどんは江戸時代初期には食べられていたようで、伊勢神宮に参拝する大勢の人達に振舞われていました。
注文があればすぐ提供できるようにするため、ずっと麺を茹でておく必要があり、ふわふわの極太麺になったといわれています。
伊勢うどんは和食のファーストフード的な感覚ですね。
数量限定のメニューや人気のメニューは早い時間に売り切れてしまう事が多いので、全部のメニューから選びたい人はオープンの時間を狙って行く方がおすすめですよ。